CDリイシュー情報

sugi30th_Staff2008-02-20

 昨年から杉真理デビュー30周年企画と連動して、須藤薫さんや伊藤銀次さんのソニー原盤のアルバム・リイシューを行ってきましたが、本日(2/20)ワーナーミュージック・ジャパンからこれと関連して伊藤銀次さん、須藤薫さん、BOXの小室和幸さん在籍のセイル・アウェイのアルバムがリリースされました。ラインナップは以下の通りです。ボーナス・トラック収録の紙ジャケ仕様、初回生産限定盤ですのでお買い逃しなく!

◆共通仕様:24bitデジタル・リマスター/初回生産限定盤/紙ジャケット仕様/ボーナス・トラック追加収録/書き下ろしライナーノーツ(土橋一夫)封入/定価 2,500円(税込)


『Deadly Drive』伊藤銀次
ワーナーミュージック・ジャパン/WPCL-10455
ごまのはえ〜ココナツ・バンクを経てシュガー・ベイブへの参加や『ナイアガラ・トライアングル Vol.1』などでも知られる伊藤銀次が、坂本龍一大貫妙子らの協力を得て、1977年にリリースした1stソロ・アルバムにして名盤。洗練された都会的なサウンドは、今なおファンからの支持も厚い。シュガー・ベイブ時代に既に演奏されていた「こぬか雨」や、村松邦男との共作曲「Deadly Drive」、シングル・カットされた「風になれるなら」など、充実の内容。以前CD化された際に未収録だった「風になれるなら」「Deadly Drive」のシングル・ヴァージョンをボーナス・トラックとして収録。この2曲は初CD化!
伊藤銀次最新インタヴューに基づいたライナーノーツ
■ボーナス・トラック2曲追加 ■オリジナル・リリース:1977年5月25日


『SWEET SWEAT』セイル・アウェイ
ワーナーミュージック・ジャパン/WPCL-10456
BOX、Sense Of Wonderのベーシストとして活躍する一方、杉真理のレコーディングやライヴのコーラスでも活躍した小室和幸を中心に、西川一彦、大久保龍からなるセイル・アウェイ、唯一のアルバム。作詞で松本 隆や大貫妙子らが、また筒美京平が作曲で参加するなど豪華な作家陣に加え、難波弘之萩田光雄らもアレンジャーとしていい仕事ぶりを見せる。良質なナンバーが揃い、職人肌のコーラスが際立つポップな好作品だ。デビュー・シングル「セイル・アウェイ(シングル・ヴァージョン)」とアルバム未収録曲「From Monday till Sunday」を追加。すべて初CD化。
■小室和幸最新インタヴューに基づいたライナーノーツ
■ボーナス・トラック2曲追加 ■オリジナル・リリース:1982年3月25日


『Tender Love』須藤 薫
ワーナーミュージック・ジャパン/WPCL-10457
ソニーから7枚のオリジナル・アルバムとベスト盤2枚をリリース後、当時のハミングバードに移籍した須藤 薫が、1989年にリリースした本作は、サウンド・プロデューサーにピチカート・ファイヴ小西康陽を迎えて、当時のピチカート・ファミリー総動員で完成した、60年代アメリカン・ポップスへの愛情溢れる1枚。しかもロネッツ、クリスタルズなどのいわゆるスペクター・サウンドを1980年代末の手法で表現したらどうなるのか?という実験が繰り広げられる、興味深い内容だ。シングルのカップリング曲でアルバム未収録の「さよならYESTERDAY」をボーナス・トラックとして追加収録。
■書き下ろしライナーノーツ
■ボーナス・トラック1曲追加 ■オリジナル・リリース:1989年11月21日


『CONTINUE』須藤 薫
ワーナーミュージック・ジャパン/WPCL-10458
ハミングバードでの第2弾アルバムとして『Tender Love』に続いて1990年にリリースされた本作は、前作でのフィル・スペクターサウンドとは趣を変え、杉 真理のバンド、ザ・ドリーマーズなどで活躍したキーボーディスト、京田誠一がほとんどのナンバーのアレンジを担当。シンプルな中に須藤 薫の表情豊かな歌声を楽しめる好盤だ。また作家陣もブレッド&バター岩沢幸矢岩沢二弓、林 哲司、嶋田陽一、鈴木康博小林明子らが良質な作品を提供。ボーナス・トラックとして、シングルのカップリング曲でアルバム未収録の「ミッドナイトにベイブリッジ」(秋元 康プロデュース)を追加収録。
■書き下ろしライナーノーツ
■ボーナス・トラック1曲追加 ■オリジナル・リリース:1990年6月27日


Winter Moon』須藤 薫
ワーナーミュージック・ジャパン/WPCL-10459
ハミングバードでの第3弾アルバムである本作は、ブレッド&バター岩沢二弓がプロデュースしたウィンター・シーズンにピッタリの内容。岩沢幸矢岩沢二弓、林 哲司、嶋田陽一、坂本 洋、マイク・ダンらが楽曲を提供し、しかもアレンジャーとして元フィフス・アヴェニュー・バンドのマレイ・ウェインストックが参加した、洋楽ファンも注目の1枚。ボーナス・トラックとして、今回新たに発見された『Tender Love』のセッションで録音されながら未発表だった「南の国からメリークリスマス」(小西康陽プロデュース)と、1993年にファンハウスからリリースされたシングル「小さな奇跡」「With You」を追加収録。
■書き下ろしライナーノーツ
■ボーナス・トラック2曲追加 ■オリジナル・リリース:1991年12月16日


なお伊藤銀次さんの『Deadly Drive』リマスタリング・レポートが、ワーナーミュージック・ジャパンの「Warner Music Life」のページに掲載されております。是非お読み下さい。実際にリマスタリングの作業がどのように進められているのか、お分かり頂けることと思います。
http://wmg.jp/wmlife/


○写真:ワーナー・マスタリング・スタジオでの小室和幸さん。


それから杉真理のインタヴューが産経新聞に掲載されました。現在、以下のサイトで読むことが出来ます。
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/music/080217/msc0802171249002-n1.htm