「Make Love Not War」「マイルドでいこう」の歌入れ終了!

sugi30th_Staff2007-10-29

 BOXライヴの興奮冷めやらぬ中、杉真理のニュー・アルバム・レコーディングは順調に進んでいます。関東地方に台風が接近した10/27(土)にも、午後から深夜まで都内某所にあるレコーディング・スタジオにて作業は続けられました。


 この日は、先日バック・トラックが完成した「Make Love Not War」と「マイルドでいこう」の歌入れ。大雨の中スタジオに登場した杉さんとスタッフは、早速「Make Love Not War」の準備に。まず杉さんのメイン・ヴォーカルを入れ、それからコーラス・パートを録り始めたところで、松尾清憲さんが登場。杉&松尾共作曲なので、この2人が揃って歌い始めるとスタジオの空気が一変するから不思議です。そして杉さんのパートが終了後、今度は松尾さんのヴォーカル・パート録り。さすが松尾さん、スルッとOKでした!そして最後にコーラスを2人で入れて、とりあえず「Make Love Not War」はほぼ出来上がり。ここに伊豆田洋之さんのコーラスを後日入れて完成ですが、そのガイドを杉さんが歌って、この日のこの曲の作業は終了。


 そして夕食の時間。このスタジオのアシスタント・エンジニア、山本君の「杉さん、美味しいカレーを出す店がありますけど」の一言で、カレーに決定!カレーに目のない杉さん&松尾さんが待つ中、美味しそうなカレーとナンが到着。お薦めのグリーン・カレー(タイ・カレー風)と、オリジナルのチーズ・ナンの組み合わせが絶品でした。そしてそれを味わっている頃、嵐の中、伊藤銀次さんが到着。今度は銀次さんと杉さんの共作曲「マイルドでいこう」のレコーディングへと。


 この曲もバック・トラックは完成していて、この日はヴォーカル&コーラス録りでした。まず杉さんがメイン・ヴォーカルを入れ、銀次さんがハモりのパートを、続いて杉さんがコーラスを、それから銀次さんが下のコーラスを、というように作業は続き、難しいハーモニーをこなす銀次さんに驚きながら、この日のレコーディングは夜中の2時前に無事終了。大人のポップ・ボッサといった趣の「マイルドでいこう」と、ピカデリーサーカス色の濃いロック・ナンバー「Make Love Not War」という、違う色合いの2曲ですが、どちらにも杉さんや松尾さん、銀次さんのポップ・マインドが生きていて、作っている現場のスタッフからも大評判です。どうぞご期待下さい!


 スタジオを出てみると、先ほどまでの嵐は何処へやら。空には2曲の完成を祝福するかのように、綺麗な月と、星が輝いていました。